丘の上にログハウスを建てる

夢をカタチにするまでの備忘録

セルフ塗装はじめました

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温かくなってきましたね。

というわけで、我が家も冷やし中華はじめました……ではなく、

 

セルフ塗装はじめました。

 

さあ、これがどれだけかかるのか…。

ドキドキです。

 

そもそもなんでセルフ?

3つ理由がありまして。

一つには建築費の節約です。

新堀親方曰く、外壁塗装に関しては、プロがささっとやっても、素人が丁寧に時間をかけてやっても、仕上がりに関していえば、そう変わらんそうで。

(誰だって好き好んで自宅を雑には塗りませんからね。)

建築面積にもよりますが、我が家の場合は、塗料の分差し引いてもウン10万円の節約になります。これはでかい。

(憧れの大型食洗機が余裕で買えます)

 

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もう一つには、家づくりの思い出の為。

これは、前々回の薪ストーブの回でも長々と語っているので、短めに書きますが、自分の家が出来上がっていくところを間近で見れる経験はなかなかありません。

既に「私の(&ぼくの)木のおうち!」と未来の自宅の自覚を持っている子ども達にも、何かしらで家づくりに関わってもらいたいと思っているので、1番最後に塗りやすいところを塗ってもらおうと思います。

できれば嫁さんとも、夫婦一緒に塗りたいのですが、なかなか思い通りにはいかないもので、子ども達が道路に出て危なっかしいので、結局1人でしか作業できていません…。

誰か、ウチの子達と目の前の畑で遊んで待っててくれる方、いませんでしょうか?(ボランティア大募集です…)

 

最後の理由は、持続性です。

ログハウスの外壁塗装の塗り替えは今後も数年から10年で必ず通らなければならない試練です。

でも家のメンテナンスが、なるだけ自分達でできた方がゆくゆく、家の持ちが良くなると思います。

勿論プロにも依頼する選択もありますが、「一応、自分でもやろうと思えばできる!」という選択肢を作っておけば、自分達でやる分には段々と家のメンテナンスが上手くなっていくでしょうし、家の寿命も延びていくと思います。

3回目くらいの塗り替えの頃には、子ども達も成長して、二階とかヒョイヒョイ登って手伝ってくれたら良いな〜、なんて思っています。

だから、折角既に足場まで組んで頂いて素人にもやりやすい状態にしてくださって今のうちに、自分で塗るのをチャレンジしてみよう!と思いました。

 

で。チャレンジの結果

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初日は養生※のみで終わりました。(泣)

 

※養生…建築工事で、作業箇所の周囲を保護すること。

 

 

写真のマスカーという、ビニールに養生テープがセットになっている物を貼り付けて、塗料が垂れそうな場所にはあらかじめ貼っておきます。

こんな感じで。

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めっちゃ大変ですが、

めっちゃ楽しいです。

 

具体的に何が大変かと言いますと、

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・高いところで、ヒヤッとする場面があると本当怖い。(足場から本当に落ちる施主さんもいるそうな)

高所恐怖症の方は、二階の塗装は不可だと思います。無理は禁物です。

 

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・足場に頭ぶつけまくる(ヘルメット後日用意しました。必須です。)

足場の接合部のとんがったところが特に痛いです。現場内は走ってはいけません。

 

・体勢がキツイ

次回、塗装の順番は書きたいと思いますが、箇所によって体勢がかなり厳しくなる時があります。

Oさん曰く、『足場をその都度やりやすい様に組み替えて、キツくない体勢でやることが大切だよ』とのこと。

 

具体的な養生箇所

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①土台通気部

土台と基礎の間に入っていた、黒い通気用の物のカバーに上から養生テープを貼っておきます。上から落ちた塗料がよく付いてしまうそうな。

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こんな感じでね。

 

②ドア・窓

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我が家は後で塗り潰しのホワイトで塗ってしまうので、(半透明の塗料は見えなくなるので)別についても問題ないと言えばそうなのですが、

一応マスカーで養生。

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これも、こんな感じでね。

 

ただし、これから暑くなりますし、大工さん達は、通気の為に窓は開けて作業していたので、毎回窓だけは外してから帰った方が良いと思いました。

 

③軒裏の下

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次回も言いますが、軒裏という、屋根の裏から塗装は始めるのですが、上を向いて作業するので、めちゃくちゃ塗料が垂れます。この軒裏の下(屋根だったり、ログ壁が近くにあったり)は養生必須です。

出ないと、ポタポタと屋根にシミにができます。(もう数箇所できました 泣)

 

④壁

不測の事態に備えて、できる限り壁も覆った方が良いと思いますが、関係ないところに付いたらすぐ濡れタオルで拭けばまあ、そこまで目立たなくはなります。

(しかし、気付くのが遅いとアウトです。驚くほど固まるのが早いんです。)

 

というわけで塗りは次回から!

基本的に大雑把な性格の私ですが養生は丁寧にやっておいた方が良いと思いました。その方が大胆に塗れますしね!

 

というわけで次回に続きます。