家づくりに終わりはない
またしても、投稿までに時間がかかってしまいました。ご無沙汰しております。
いよいよこのブログも最後の投稿となりました。
書き始めて1年経ちましたが、ひとまずここで一区切りつけようと思います。
建てるまでのふりかえり
このブログは、子どもたちが大人になった時『自分の家はこんな風にできたんだなぁ』と、読み返して欲しいという思いから始めたものでした。
思えば、この2年間、ここまで来るのに本当に色々なことがありました。
立退きの交渉で我が家を担当してくれたKさん。
彼が10月に現れて「年内に退去して欲しい」と言い出した時には、『どんだけ鬼なんだこの人』と思いましたが、
結果的にはこの立退きが無ければ元々のんびりな性格の私も、家づくりに本腰を入れなかったと思います。
立退き時期も、結局融通ききましたしね。
その交渉を陰で支えてくださったIさん。専門家としてのアドバイスと、祈りの支えがあってこそ、落ち着いて交渉に臨めました。必要な助け手は神様から与えられると実感した時でした。
家を建てる為の土地は、たくさん歩いて(&googleストリートビューで苦笑)探しました。
東京都、神奈川、埼玉で散々迷いました。それぞれの実家との距離にもとても迷いましたが、その分家族のつながりを再確認することになりました。
新堀建設との毎回の打ち合わせ。
毎月通いながら、楽しく、真剣に夢の家づくりを模索しました。
『ここの窓は、絶対こういうタイプの方が良いって』
『動線考えると、この配置の方が土地に合ってるよ』
と、経験からかなり具体的に言ってくれるので、しっかり検討した上で大部分(というか、塗装とか金具とか細かいところ以外はほぼ全て)お任せしました。
今住んでみて実感しているのですが、それが正解でした。
一言で言うと、めちゃくちゃ住みやすいです。
完成後も、新堀建設ブログではたまに我が家をモデルに記事を書いてくれたりしています。
http://loghouse-n.jugem.jp/?eid=2778
http://loghouse-n.jugem.jp/?eid=2777
定礎式(キリスト教の地鎮祭的なもの)の前の日、埼玉に住む姉が、姪を連れて、何も言わずに手で土地の草刈りをしてくれました。
粋な計らいに、思わずウルっときたのを覚えてるいます。
涙もろい弟ですみません。
兄の紹介で、予算の都合で諦めていた一枚板のマイ机を作ることができました。
その一枚板がきっかけで欅の板も、思いがけず譲って頂きました。
堅い欅の表面を削る作業があまりに地道すぎて、心が折れそうになることもしばしば…
子ども達と薪棚を作りました。
この時まだ見ぬログハウス暮らしをイメージして、ワクワクしたのを覚えています。
薪をピアノに見立てて弾いていた長女。
お陰で今は本物のピアノが弾けるお家になりました。
こうして比較すると、やっぱり背伸びてますね!
土台ができて、建物の敷地がイメージできるようになりました。
旧家の庭が溢れんばかりに頂いたケヤキの原木達。
ログハウス暮らし始まっても一向に割れおりません。(泣)
頼りのナッティー(薪割り機)も、また故障中…
愛車のウェスティーちゃんといい、
どの子も年齢的にガタが来ております。
高齢化(ヴィンテージ)社会の波がこんなところにも…
足場が組まれて、一気に家づくりも加速しました。
クレーンでの作業は(私は)見れなかったので残念でしたが、この時期一気に出来上がっていく嬉しさに興奮しました…
上棟。
内装が始まり、そして予想以上の大仕事だったセルフ塗装へと…
毎週末の土日(日曜日は夕方のみ)費やして、約3ヶ月かかりました。
ここでも、またたくさんの方々に助けてもらいました。
後輩のN君達、
こども達を見てもらっていた従姉妹のNちゃん
M君、Aちゃん、S家の皆様
義父母。
毎週の様に夕飯お邪魔してすみませんでした。
お母様の美味しいご飯がなかったら、きっと乗り切れませんでした。
他にもここでご紹介できないほどたくさんの方々に手伝って頂きました!
このセルフ塗装という修行で、高さに慣れ、作業に慣れ、大分経験値を得たと思います。
この間ちょこっとDIYをした時に、前より塗装慣れしていた自分に気がつきました。
屋根から見た夕焼けにも感動しました。
でも何より嬉しかったのは、こども達が自分で率先して家づくりに参加するところを見れたことです。
家族が力を合わせて、なんとか塗り終えたことで、
夫婦も「戦友」として、絆をさらに深めることができました。
実をいうと、セルフ作業期間中、お互いくたびれて、ケンカをしたこともありました。
でも、最終回だから書きますけど、
このログハウスができるまで、
本当に奥さんがよくついてきてくれたと思います。
ログハウスのセルフ作業(特に塗装)の1番の収穫は、「施工費の節約」よりも「家族の絆」だったなぁ、と思いました。
5年後、私はまた皆でやりたいなぁ〜。
住んでみての感想
さて。住んでみての感想になりますが
【土地について】
・挨拶が気持ちいい
→前も決して交流が少なかったわけではなかったのですが、お散歩コースだからか、自然の雰囲気がそうさせるのか、なぜかどの方も自然に挨拶して下さいます。
5歳の長女がどんどん地域に溶け込んでいきます。
3歳のシャイボーイはもうちょっとかかりそうです。
でも、積極的に挨拶してくれる地域って嬉しいです。
・夜が気持ちいい
車がまず通らないので、静かです。
今の時期、お風呂に入りながら秋の虫の声を聞けることがこんなに嬉しいとは思いませんでした。
・朝も(晴れてたら)気持ちいい
晴れてたら、こちらの畑ルートで通勤できるんですね。(ただし雨の中強行すると靴が水びたしになります。)
・季節を意識するようになった。
奥さんが言っていたのですが、このログハウスに住んでから、寝起きにまず空を見る習慣がついたそうです。
天候や季節感を感じる生活に段々となっているように思えます。目の前の畑からも、季節のお野菜をもらえることもありますし、食生活も変わってきています。
【建物について】
・木の持つ良さ
①香り…『木の香りが良いね!』と来客者の大多数の方が言って下さいます。
生活していると、意外と木の匂いは感じなくなってきているのですが、それが標準になっているって、贅沢な暮らしなんだなぁと思います。
②木目…やっぱり私は木目が見えるのが好きです。が、この辺は好みもあるのだろうなぁとは思います。
③DIYしやすい…釘打ち放題、やすりかけ放題です。この収納スペースも自分でつくったのですが、DIYしやすいと、なかなかやり甲斐があります。
しっかり洋服が収まったことで、子供達も自分で洋服を選ぶようになりました。
④音が響く…これは良いところでもあり、いま悩み中のところでもあります。我が家の間取りの問題で、一階リビングから吹き抜けを通じて、二階でもほぼ全ての部屋の音が聞こえるんですね。
その為、夜に一階で夫婦で話していたりテレビを見ていたりすると、音で子ども達が起きてきちゃうんです。そのくらいよく響きます。
というわけで、ログハウスを検討されていて小さなお子様のいるご家庭では個室は一つはあった方がいいですよ!
・来客が増えた
まあ、これは新築だからってこともあるとは思います。ただログハウスというのは、やはり話題性はあるらしく、
埼玉から来てくれる、たくさんの可愛い姪っ子甥っ子達だけでなく、
職場のS先輩ご家族や、
教会関係、ママ友さん達など、
家を見に来て下さる方が続いています。
嬉しいです。
多い時には20数名の方がいらっしゃったことも!まるで家も喜んでいるような気がしました。
そういえば、この日だけは集まった方々の熱(体温)でエアコンがパワー負けしてましたね。人の熱気ってすごい。
暑かった…
・奥さんと子ども達が「チャレンジ」するようになった。
奥さんは超ド級の心配性なんです。
それが、セルフ作業で自信をつけたのか、色々と子ども達もやってみたい、という思いが強まったようです。えらい。
ミニミニ畑を作ったり、
絵本にならって蒸しパンを作ってみたり、
薪割りのお手伝いをしたり
親子で初めてのことに、たくさんチャレンジしています!
これからしたいこと
・薪ストーブの活用
活用したい!
というか絶対、使いこなしてみせる!
・コンポストの自作
生ゴミを肥料にして、畑に使いたいです。神奈川県の葉山に住んでいらっしゃる、松本さんという方が開発された「キエーロ」というコンポストを自作予定。
作り方も公開されていて、現在多数の地方自治体でゴミ減量のための方策に利用されている、画期的(かつ仕組みがシンプル)なコンポストです。
・畑を拡大
家の前の貸し農園をお借りして、もっと色々作ってみたい。
・薪置場の整理
原木置場と廃材置場を整理してスッキリさせたいです。
・コミュニティ作り
もう大分できているのですが、ログハウスがもうちょっとオープンに活用して貰えるといいのかなぁとも…
こちらは、まあ、焦らずゆっくりやります。
とまだまだやりたいことは沢山ありますが、子供達と一緒に、わたし自身成長しながら、終わりなき家づくりを楽しみたいと思います!
最終回は4000字でした。長い!
ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!
あら
追記
この最後の投稿から1年と少し。
もう2020年になりまして、別名でブログをのんびりと再開することにしました。
このログハウスがその後どのように使われて、どんな暮らしをしているか、ご興味ある方は、もしよかったらどうぞ。
駐車場ができました!
こんばんは!
ご無沙汰しております。
我が家は、駐車難民でした
ログハウスは完成しているのですが、実は外構(駐車場、擁壁の一体工事)が終わってませんで、『住んでから車が停められない』という、非常に困ったことになっておりました。
目の前の畑の近くに停めたり、路駐したり、近隣の方に優しく許して頂きながら、なんとかやりくりしていましたが、さすがに連日では申し訳ないので、少し離れた割と大きな車を停めてもあまり怒られない場所にも停めていたところ…、
駐車していたところの目の前に、
「我が家と同じTALOのログ材を使ったログハウス」が建設中だったのです!
「良いなぁ〜。
うわ〜。しかもよく見たら総ログ※の二階建てだ、すごい!」
※総ログとは、全部の階数がログ材を組んで作ってある、ログハウス界のヘビー級。(ハンドカットログハウスという無差別級チャンピオンも居る)迫力ある存在です。我が家は二階が、柱と板壁でできており、ログ材では無いので、さしずめライト級位でしょうか。
などと思いながら、数日駐車させて頂いたところ…。
奇跡が起こりました
その総ログハウスのオーナーさんから、ブログに書き込みが…!
『やべっ!やはり勝手に駐車してたし、怒られるかな…?』と思ったところ
めちゃくちゃフレンドリーなお方で助かりました!
しかも後日(それも偶然で)我が家にお越し下さいました!嬉しい!
ご本人様に許可を得ていないので、写真は載せませんが、お子様もまさかの同い年だということがわかり、楽しい時になりました。
我が家の駐車場の特徴
さて、駐車場の話に戻しますと、我が家の駐車場は家の北側にあります。
こちらには、切り出してもらってきた原木が来る場所でもあるので、薪割り機をここでも使いたいと思っています。
その為に、薪割り機が通るくらいの幅しか無いのですが、薪割り機や一輪車が通れるようにスロープを作ってもらいました。
コンクリートの打設前に、このように、砂利整地、メッシュを敷き詰めます。
ここまでの間に、かなり綿密に相談できたのが良かったです。
新堀建設が懇意にしているらしい、外構工事の請負のSさんが親身になって意見を出してくれました。
『図面じゃ、こうなってるんだけど、現状から見て、この方がいいんじゃないかな』
と、あくまでも選択権は残しつつ色々とアドバイスをもらえるのは助かります。
我が家は土地が傾斜しているので、
『これだと駐車の際に、車高が低いクルマだと腹を擦ってしまうなぁ』とか、
こちらの要望で色々いじくろうとすると、やはり良く無いことがわかったり、最終的には、ほぼ新堀親方原案でいくことになりました。
コンクリートミキサー車から、ポンプ車でドバドバと流し込んでいきます。
興味津々のお二人。
屈強な男性3人で黙々と作業していきます。
コテさばきに思わず食いつく子ども達。
後で家でも真似するのかなぁ。
トンボを使って、
綺麗にならしていきます。
家の横も同様にやっていきます。
最後は謎のぐるぐる回る機械(表現が幼稚)で仕上げていました。
こうやってできていくのか!と驚きました。作業工程を1日見れるのは良い勉強になります。
やっとこれで駐車できます!
完成してたのに、やはり仮住まい感が拭えなかったので、とても嬉しいです!!
ただしコンクリートを流し込んでから、3〜5日間は乾燥が必要です。
Sさん曰く、かんかん照りの真夏の場合は、1日1回水をかけるなどして、急激に乾燥させないようにすると、強くて良い状態に仕上がるそうですよ。
おしらせ
さて。駐車場、外構工事も終わりましたので、以前からお知らせしていた通り、我が家もひとまず完成したということで、あと1回の投稿で、ログハウス建設記ブログのエンディングにしたいと思います。
飽きやすい性格の私が、ここまで続けてこれたのも読んでくださっていた皆様のおかげです。
スターや、コメント、直接の励ましが、ここまでモチベーションを保ってくれるとは始めた当時は思ってもいませんでした。
今や多い時はアクセス数300を超え、知り合いに見せて10アクセスとかでも、なんだか嬉しかったあの駆け出しの頃が懐かしくも思えます。
おっと。すでに振り返り初めてますね。
まあ、まとめの話は次回という事で。
それでは!
薪割り機「WS7T」がやってきた
こんばんは。
私は、引越しを終えて疲れがドッと来ております。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
薪割り機を頂きました。
前回の記事で少し触れましたが、この度、縁あって電動の薪割り機を知人から譲って頂きました!
福島県にある「シンセイ株式会社」のWS7Tという機種です。
あだ名は『ナッティー』と命名しました。
薪割り機って?
そもそも薪割り機とは、
斧で割るように『刃物を木に勢いよく当てて割る』のではなく、
油圧で『固定された刃物に、木を押し付けて力で割る機械」です。
過去にも記事で書きましたが、昨年造園業者さんから頂いたケヤキの原木が、手斧では全く歯が立たない(斧が食い込む前に木が硬すぎて弾かれてしまう)為、欲しいなぁと思っていた物でした。
ちなみに薪割り機には、その油圧をかける動力が手動式の物と、電動式の物が有るのですが、いつも薪ストーブ情報で、大変お世話になっている「ガヤさん」のブログ『薪ストーブで冬眠したい』に、電動薪割り機を選ぶ際の注意点についての、わかりやすい記事があるので、転載させて頂きます。
「電動」薪割り機を買う前に抑えておきたい3つのポイント - 薪ストーブで冬眠したい
しかし早速故障した(泣)
正確に言うと、もらった時の試運転で私が故障させてしまったんです。
元持主の知人
『ボタンを押しながら、このレバーを、ウサギさんマークからゾウさんマークに倒すんだよ〜』
ナッティー『ウィーン バキバキバキバキ…パカーン』
あら『うわー!なんてラクなんだ…!私もやります!それー』
ナッティー『ウィーン バキバキバキバキ…パカーン』
あら『わー、楽しい!よしもう一丁!』
ナッティー『カスンッ……』
あら『え?あれ…なんの反応も無い。』
出会って約3分で突然お亡くなりになった可哀想なナッティー。
ボタンを押しても、全く何の反応もしなくなりました。
あわてて何か、異変は無いか探す私。
スイッチボックス周辺にある、小さいボタンを押してみると
ナッティー『ウィー•••• うー、うー(電気は流れてるぜ、でも残念ながら俺はもう動けねえ)』
というナッティーのうなり声だけ聞こえます。
「これは故障だ」と確信した私。
素人ながら、決死の覚悟でスイッチボックスを開けてみます。
うん。わからん!
メーカーに問い合わせてみた
そこで、早速販売元である、株式会社シンセイへメールすると、
1時間くらいでメンテナンス部の方から、とても丁寧なお返事が来ました。早っ!
要約すると、考えられるのはコンデンサーの故障なようで、新品のコンデンサーを送って頂くことになりました。
ちなみにこんなんです。
飲み物のジョア位の大きさです。
コンデンサーという物がそもそもイマイチわかっておらず、調べると
コンデンサー〖condenser〗
①向かい合わせにした二つの電極の間を真空にするか、間に空気やプラスチック-フィルムなどの誘電体をはさんで、大きな静電容量をもたせた装置。電圧をかけると、電荷・静電エネルギーが蓄えられる。構造や誘電体の種類などにより種々のものがある。蓄電器。キャパシター。〔「蓄電器」の意味の英語は、一般にcapacitorを用いる〕
②光学器械の集光レンズまたは集光鏡。
③→復水器に同じ。
大辞林より
だそうです。ふむ。
交換してみた
写真のオレンジ色のキャップが有りますが、これが電線を束ねてくっつけているものです。
古いものを外し、新しいコンデンサーの電線を束ねて、オレンジ色のキャップを回していくと、電線が束ねられて交換完了です。
工具不要。1分でできます。
ちなみに古いのを見てみると、なんと穴が開いていて、中から黒い中身が出て来ていました。ちょっと鳥とか金魚のフンみたいです。
なんかボコボコしてますし。こりゃ見るからに調子悪そう。
10年間お疲れ様でした!
まだ活躍ならず…!
古いものを外し、新しいコンデンサーの電線を束ねて、オレンジ色のキャップを回していくと、電線が束ねられて交換完了です。
工具不要。1分でできます。
動作は確認して、直ったのを確認したのですが、この引越しの忙しさにかまけて、まだ本格的には使えていません。
もう秋に入ってしまうのに、薪割り全くできていません。
頑張ります!
引越しました!
ご無沙汰してます!
本当は引越し前に薪割り機の記事も書きかけの物が有るのですが、間に合わなかったので、ひとまず引越し完了のご報告です。
荷物の量が多過ぎ
いや〜。このサイズのトラック二台で結局3往復しましたからね。
梱包→移動→開梱でそれぞれ1日ずつ使いました。
もう二度と引越したくないです。
(する予定はありませんが…)
何故そんなに大変だったのかと言いますと…
薪!薪!薪!!
これはログハウスの建材の余りですね。
普通は新堀建設に回収してもらうところを、我が家の場合、薪ストーブに使いたいので、ほぼ全部もらって借りぐらしに保管しておいたのです。
そして、例のケヤキをはじめとした原木達!
この子達が、まあ重かった…
しかも一番大きな物は当日の朝にチェンソーで切るという、ギリギリ具合。
切らなかったら運べてませんでした。
まあ、実際には全てサカイの引越し屋さんが黙々とやって下さったのですが、さすがに申し訳ないので、一緒になって運んでいたら全身筋肉痛です。
プロの肉体はすごい。
気付けばこんな量に!!
いや〜、宝の山ですね〜。
本当に運んで下さって感謝です。終わり頃は、なんか感動的でさえありました。
ま。薪ストーブに縁もゆかりもない方には一見、ただのゴミ置場に見えなくもないですが…。苦笑
引越しの最難関
そして、今回の引越しで一番の山場であった、ケヤキのやっちゃんの絵本テーブルですが…
事前の対策として、クレーンの手配も考えましたが、二階の窓サイズでは入らないことが判明。(泣)
「当日やってみないとわからない」
というドキドキな展開でした。
しかし!
サカイの方々のスーパープレーで、階段から見事搬入成功!
感動しました。
というわけで、イメージ通りに絵本のテーブルが設置されました!
ちなみに、ちーくんの作業台テーブルは、イメージ通り幅が入らず、別の場所に置いていたのです。
そしたら、後日、サカイの引越しセンターの荷物の開梱に来てくれた社員のおばちゃんに
「こんなの、両端をもうちょっと切ればピッタリ入るんだから、男なら最後まで頑張りなさいよ」
と喝を入れられて、奮起。
後日、手鋸でちーくんの両端を切断しました。ごめん、ちーくん。
偶然にも手伝いに来て下さった、知人にも切断を手伝って頂きながら、汗だくで何とかサイズを合わせました。
Nさん御夫妻、ありがとうございます!
おかげさまでバッチリ入りました!
スケッチの通り、パソコンとミシンが置けます!やったー!
子ども達も頑張ってました。
引越しの怒涛の日々の中で、完全放置でしたが、余りのタイルを置いてみたり
畑に繰り出してみたり、
旧住所のお掃除を頑張ったりしていました。
何故か物置のスペースのホコリにやたら執着を見せる娘。
掃除の鬼と化していました。
10ヶ月の借りぐらしとはわかっていたとは言え、子ども達にとってはたくさんの思い出のある『わたしのお家』になっていました。
大家さんがとても素敵な方で、本当に様々な面でサポートしていただきました。直接子ども達からも御礼が言えたので良かったです。
まだまだパンダ帝国
かなりざっくりと引越しを振り返ってみましたが、まだまだ終わってません。まだこのパンダの段ボール達がたくさん積んである状態です。
一刻も早く荷物を片付けたい!
引き続き頑張ります!
はじめてのお客様
おはようございます。
今日はいよいよ新堀建設主催の我が家の完成見学会です!
新堀建設といえば、なかなか宣伝らしい宣伝はしないところでして、
全国各地にある住宅展示場にはモデルハウスを建てず、
毎日更新の親方ブログと
【本日開催】 ログハウス完成見学会 in 東京都稲城市 | 親方のログハウス万才!
あとは、ログハウスマガジンでの広告掲載とこの完成見学会「のみ」で、
あとは、口コミで成り立っているような建設会社です。
おそらくですが、「営業」と言う肩書きの写真さんは一人もいない(ですよね?)
少なくとも私は会ったことがありません。
そんな「ハウスメーカーらしい宣伝」をまるでしない新堀建設において、この「完成見学会」が非常に重要なものであることは、施主である私もよくわかっておりまして、
私自身、先輩オーナーたちの御宅をありがたく拝見させてもらった身としては、なるべく良い状態をお見せしたいところなのです。
そもそも、我が家のログハウスにとって、「はじめてのお客様」なわけですし。
家族でお掃除
というわけで、またもや子供たちを駆り出して、最後の仕上げです。
まだ取り付けていなかった金具を一緒に取り付けます・・。
3歳にしてインパクトドライバーデビュー!
でもパパと一緒の時じゃないと絶対ダメだからね!!
でないとログハウスが穴だらけになってしまう・・。
やっぱりこちらも前のめりで真剣そのものなお姉ちゃん。性格でるねぇ・・。えらい!
そして養生を外していきます。
剥がしては、ひたすら山盛りにしていきます。
今までのお手伝いの中で、一番自主的にやってくれて助かった!
本当に、この作業は子供に手伝わせると良いです。彼らも楽しいらしいです。
あとは掃除機。
弟が「ここ!」とひたすら指示。
ここ!
気合い入ってます。
というわけで、お越し頂く皆様、お気をつけていらしてください〜!
薪ストーブ設置しました!
今週は水、木と二日間で薪ストーブ設置の予定でした。
来ていただいたのは、愛知県にある環境測定会社、「株式会社愛研」の薪ストーブ普及事業を一人で担当している、大屋渡さん。
導入するのは、長野県にある薪ストーブメーカー「モキ製作所」の「MD80Ⅱ」です。
なんで、東京にわざわざ、長野の薪ストーブを愛知の代理店の方から設置に来ていただいているのかと言いますと、私なりの理由があるのです。
過去に書いた記事での説明はこちら
超簡単に理由を説明すると、
「ログハウスの施工を新堀建設にお願いした」のと同じように、
たとえ※「材料」が一緒でも、施工する方の誠実さ、一手間の工夫が加わる事で
結果は様々に変化する事がある、と私は思っているからです。
※新堀建設→ログ材(ログ材自体は大手のTALO経由でフィンランドに発注)
一手間の一例→セトリング対策、日本の気候に適したログハウスの為の材料の選定、ログ材を濡らさない、汚さないように徹底した管理体制、新堀親方によるチェックetc...
愛研→薪ストーブ(薪ストーブ自体は長野のモキ製作所に直接注文しても一緒)
一手間の一例→愛研オリジナル改造パーツ「iGブースター」、超丁寧な燃焼原理の説明etc...
このような理由から、薪ストーブに関しては、愛知からわざわざご足労いただいて、大屋さんには単身、東京へと来ていただきました。
本当は、薪ストーブ設置工事については、愛研の地元でのパートナーの工務店さんにも来ていただければ一番安心ではあったのですが、
少しでも施工費用を抑えるため、施主の私がサポートをする形で、大屋さんと二人での取り付けとなりました。
しかも宿泊費も節約の為に、我が家に寝泊まりして頂いて。本当に親身になって頂いて感謝でした。
作業手順
・現地視察
というわけで、まずは現地を見ていただきます。
家ではなく目の前の畑の。(すでに仕事と関係ない笑)
でも大屋さんにも、周辺環境の緑の多さに喜んでいただけました。良かった良かった!
本題のログハウスに突入!
「ログハウスの施工は初めてですが、圧倒的な木の雰囲気が素敵ですね!」とお褒めの言葉をいただきました。
そしてログハウスで使われているログ壁の厚みに対して、どのくらいの力でビスを打てばいいのかなど、先にテストをする大屋さん。板壁の場合は柔らかいので最後は手でネジを締めた方がいいなど、後々のDIYのためにも参考になりました。
一次部材までは屋根の施工の時に、新堀建設がしてくれているので、そこからどのように煙突をまっすぐ下げていくか、測定をしていきます。
レーザーで大まかに芯を出していきます。
うーん・・・。でも大屋さん、これ大まか過ぎません?(笑)
結局、このレーザー作戦ではざっくりとしかわからず、やはり、
微調整は後でとなりました。
気を取り直して・・。
アクロバティックに取り付けていきます。結構怖かったです。
最後のスライド菅には断熱材を自分で詰めるそうです。こんな感じで入れていきます。
そしていよいよMD80Ⅱとご対面です!
うわーー!!
夢に見た風景が、いよいよ現実に!
というわけで設置終わりました!
完成したMD80Ⅱの前で、記念に家族写真!
そして急いで愛知へと帰る大屋さん。
あ!そっち小田原方面じゃないです!大屋さん!大屋さ〜〜ん!
本当は初めての火入れをして、操作方法もレクチャーを受ける予定だったのですが、
色々ありまして、火入れ式は、お時間の都合から秋頃もう一度大屋さんにお越しいただくことになりました。
まだ未定ではありますが、公開イベントのようにできればいいなと思っています。
キッチンの塗装中!
こんばんは!
仕事の関係で講習を受けておりまして、頭がパンク気味でございます。
7/29(日)に完成見学会を控え(まだ1組分だけ空きがあるみたいですよ!詳しくは新堀建設まで。)
夏はやっぱり! セルフ塗装〜〜〜 | 親方のログハウス万才!
なのに、まだセルフ部分が色々終わっていなくて、大分焦っております…!!
というわけで、またもや幼気な子供たちを駆り出して、塗装の手伝いをさせるひどい父親です。苦笑
実はこの日、奥さんがこの夏の厳しい暑さに耐えられなくなったらしく、丸一年ぶりに髪を切りに行ったので、子供たちは私が見ることになったのです。
それにしても、髪切りに行くのをよく一年も我慢できますよね。
ネタじゃなくって、本当に丸一年ぶりなんですよ。
しかも『子供たちと居ると、いざ行こうにもなかなかタイミングが無くって…。』と、申し訳なさそうにお願いしてきた奥さん。
偉い!
健気!
いや、本当すごいよ、あなた。
そんなに毛量あるのに。(羨ましい)
暑いでしょうよ。どう考えても。
ちなみに私は(毛量無いけど)毎月切らないと嫌なんで、丸一年伸ばすとか絶対無理です。(酷い)
さて。つい毛の話に脱線しましたが。
とにかく、完成見学会に間に合わせるには、このキッチンが今回の山場です。
マスカーと養生テープでしっかりマスキングしないと後で大変なことになります。
養生の職人と化した息子(3歳)
結構良い仕事します。
一生懸命過ぎてテープぐちゃぐちゃになる娘(5歳)
可愛いから許します。
2人とも最初は超文句言ってましたが、
意外と楽しんでました。
ま。すぐに飽きるけどね…。
彼らの頑張りのお陰で…
こちらも実際に塗ることができます!
家の中だし、より慎重に!
そして2日かけて二度塗りして、
金具を取り付けていきます!
この大きい引き出しにはタオル掛けを、引き出しの取っ手の役割と兼ねて使うことにしました。
ちなみにいつもお世話になってるギャラップのオリジナル真鍮金物シリーズです。
他の引き出しもこんな感じ。
キッチンの金物は時間切れだったのですが、玄関のポストもいよいよ許可が出たので付けました!
段ボールポストくん!
今までありがとう!
さよなら!(あっさり)
今週はいよいよ煙突の続きと、薪ストーブ本体の納品です!
ワクワクが止まりません!
寝不足だろうと、なんだろうと、
父ちゃんもここで頑張らないと!
それでは!