丘の上にログハウスを建てる

夢をカタチにするまでの備忘録

ウチがモキを選んだワケ

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こんばんは。

今日は、薪ストーブのお話です。

このお風呂の写真ですが…、

皆さん何だと思いますか?

 

 

 

正解は…

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パフェでした!

 

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ちなみに、数時間前まではこうだったらしいです。

 

 

もうすぐ5歳になる愛娘は、ありがたいことに、(まだ)かなりパパの私を慕ってくれていて、なかなか起きてる時間に会えないものですから、お手紙と、お風呂に、今回のパフェのような『お風呂ごはん』をよく作っておいてくれます。

 

片付けておくと、「あ、パパが食べてくれたんだ」と言って喜ぶらしいのですが…

 

お風呂に入る時って、そもそも結構くたびれているので、(眼鏡も外しますし)その娘作の「お風呂ごはん」シリーズに気付かないで、そのまま何もしないで残しておくと、翌日超怒っているらしいのです。それはもう泣くほど。

 

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現在の私と子供の関係は、そんな間接的なコミュニケーションが主になっています。

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これは、まだ長女と長男がそれぞれ小さいので、早くに寝てしまうのが理由の1つとしてあるのですが、

仕事をこなすスピードが大分遅い私にとっては「6時30分に家を出て21時帰宅」という流れが、今の職場になってからのスタンダードになっていますので、基本的にはあまり変えられないかと思って、子供と平日会うのは最早若干諦めています。

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(もちろん職場としてはもっと早く帰ることも可能ですし、より遅くならざるを得ない時もあります)

まあ、もう少し大きくなれば、子供たちもきっと遅くまで起きてるし!

 

さて、今日は、そんな環境の私が、何故私が家に薪ストーブを入れようと思ったのか、そして中でもマニアックなモキの薪ストーブにしようと思ったのか、今日は皆さんに理由をご紹介したいと思います。

 

 

我が家が薪ストーブを導入する理由

冒頭でご紹介したような状況の我が家において、「日々成長する子供たちと一緒に過ごすことのできる貴重な時間の中で、なるべくたくさんの思い出を作りたいから」というのが、我が家が薪ストーブを入れる1番の理由です。

 

「穏やかに燃える火を見ると、心も穏やかになる」のを私は今までの人生で、何度も体験したことがあります。

 

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「学校で仲間と見たキャンプファイアー」「兄達に連れられて河原にテントを張って夜通し焚き火をしたこと」など。

そんな火のある風景を、私は今でも大切な思い出として覚えています。

 

これは非常に観念的で説得力に欠ける表現かも知れませんが、

「火があると、不思議と人と語り合いたくなる。」

「時間の流れがゆっくりになる。」

私は火にそういった力があると思っています。

 

だから私は、薪ストーブにそんな火そのものがもたらす、「幸せな時間」というものを期待しているのだと思います。

 

もちろん、キャンプ場での焚き火も、そもそもは暖をとったり、火で調理をしたりする為にやるわけです。

 

しかし、私の場合、そこから得られる豊かな時間のイメージが、私が薪ストーブ導入に至った一番の理由でした。

 

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なぜモキに決めたのか?

ここまで読んで頂いた方で

「暖房以上に火の雰囲気重視なら、ゆっくりと大きな薪を燃やすことができて、穏やかな火を大きな窓ガラスで眺められる、かつデザイン性も優れた物も多い、鋳物の薪ストーブの方が、あなたのニーズには合っているのではないか?」

と思われた方がいるかも知れません。

 

しかし、我が家ではモキの薪ストーブにしました。

ちなみに見出しには、少し表現に誤りがありまして、

正確には、「モキのMD80ⅡのiGブースター搭載モデルが良い」と判断しました。

 

そこに行き着いてからは、他の機種と比較して迷うということはありませんでした。

何故か?については後述したいと思います。

 

まずiGブースターって何?

過去の記事でも、少し紹介しているのですが、モキ本体の製造元であるモキ製作所ではこの『iGブースター』(二次燃焼補助装置・ロストル)というオプションを扱っていません。

「モキ製作所が別会社に依頼をして、作ってもらっている」というわけでもありません。

つまりiGブースターは公式のオプションではありません。

 

一般のモキ製作所の薪ストーブユーザーである、『いで爺』さんという超人のようなお方が、基本性能は良いMD80Ⅱを使って生活している中で

・ご近所さんへの影響を考え、煙は出したくないので、なるべく高出力の状態で燃やさざるを得ない

・高出力では、得られる熱があり過ぎていで爺さん宅の場合、暖まり過ぎて暑くなる

・空気を絞って低出力にする運用するノウハウを、愛研の大屋さん※から学ぶも、上記の問題は解決されますが、薪ストーブのガラス窓が煤で曇る

 

※我が家の薪ストーブ導入担当の方で、愛研という環境調査会社に勤めながら『ひとり社内ベンチャー』として、薪ストーブ普及事業を行っていらっしゃる、孤高の薪ストーブ屋さんです。

 

 

という流れで、改善点を見つけられ、

(ここからがただのユーザーとは、思えないのですが)

『燃焼補助装置を作ってみたら、この窓の曇りは改善されるんじゃないか?』と、いで爺さんご自身が改造を始めて、できた物がIGブースターなのです。

iGブースターの名付け親は大屋さんのようですが、『いで爺ブースター』ではなくて良かったです…。

 

 

ちなみに下記のサイトにはいで爺さんの導入から改造までに至る経緯が詳細に書かれています。

http://ideno.web.fc2.com/kousaku/maki_stove.html

 

改めて読み返すと、本当に偉人です。

 

そんな、いで爺さんより商品としての開発の相談を受けた、愛研の大屋さん※がモキ製作所との申し合わせを経て、

 

・愛研でモキ製作所の薪ストーブを導入する場合のみであること

・燃焼装置そのものへの改造になるので、アフターフォローは愛研が責任を持って行うこと

を条件として、限定的に販売されている

まさに奇跡の『ユーザー発、薪ストーブ改造装置』なのです。

 

IGブースターがつくとどうなるのか

MD80Ⅱの内部燃焼にもう一段階の燃焼の流れが変わり、結果

・ガラスの曇りが改善される

・ノーマルの様に煙も少ないままで、低出力での運用がしやすくなる、

・天板の暖まり方にムラが少なくなる

 

というメリットが得られます。

 

 

 

ただし、ノーマル機に比べると

・炉内にブースターを設置する為、高さのある鍋は入りにくくなる。

・着火から焚き付けまでがノーマル機に比べると難しくなる

・愛研(愛知県)一社のみの取り扱いになるので、全国にある自宅近くのモキ代理店では導入ができなくなる

 

というデメリットもあります。

 

詳しくは、名・薪ストーブブロガーで御自身はドブレという鋳物の名門薪ストーブをお使いになりながらも、愛知県の大屋さんのところまで交流に行かれて、モキのノーマル機とiGブースター機のレビューを書かれている方がいらっしゃいますので、こちらを見て頂けると第三者的な目線で1番よく書かれていると思いますのでご紹介します。


http://www.makifuyu.com/entry/2018/04/01/145745


http://www.makifuyu.com/entry/2018/04/02/120000


http://www.makifuyu.com/entry/2018/04/03/140000


http://www.makifuyu.com/entry/2018/04/05/223030

 

 

 

さて、長くなりましたが、

結論として、何故我が家にはI Gブースター機が合っているのかと思ったのかと言うと、次のようなメリットが魅力だったからです。

 

 

・メンテナンスが楽

鋳物製の触媒を使った物のように、数年に一度触媒を交換(数万円)のように、後々のメンテナンス時の手間(必要となる煙突掃除の頻度、各種パーツ交換なども)、費用が圧倒的に少ない

 

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・薪の消費量が節約できる

IGブースター機にすることで、低出力(空気を絞って、小さな炎で運用すること)運用が、煙とガラスの曇りを気にせず可能になり、結果的に薪の節約にもつながる。住宅街の中なので、広大な敷地があるわけでもなく、薪棚を置くスペースは、確保できる面積が限られている為。

 

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・薪ストーブ料理がしやすい

モキは奥行きのある形状をしているので、煙突部分を差し引いても、料理に使える天板の面積が広い。

また、鋼板製の特性で本体がかなり熱いので、天板でお湯を沸かしたり、炒め物など、高温での調理に向いている。

 

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最後に、最も大切な理由は、これら(他にもありますが)のメリットを、ご自身の生活をさらけ出して(笑)身をもって全力で伝えている、

『大屋さんという方のお人柄に惹かれた』というのが理由です。

正直に言えば、『もはやこの直感が全てで、上記の理由は後付けに過ぎない』と言っても過言ではありません。

写真は我が家が、愛知の御宅までお邪魔した際に人生初めてチェンソーを動かす際に、大屋さんからレクチャーを受けた時のものですが、わざわざお仕事のお休みをとって頂いて、夏の炎天下の中、汗だくになりながら、チェンソーをいちから教えて下さいました。本当に感謝です。

 

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家を建てて頂いている新堀建設さん(特に、プランを考えて下さった新堀親方と、実際に責任者として建てて頂いているOさん)や、我が家の車の整備士Yさんもそうですが、誠心誠意仕事をして下さる方に巡り会えると、事あるごとに『この方に出会えて良かったなぁ』と思います。

 

大屋さんとは、私が実際にお電話をして、直接ご相談させて頂くまでには、薪ストーブ普及事業のホームページだったり、調理専門のブログだったり、膨大な量の文書に一通り目を通してからだったので、かなり時間がかかったのですが、実際に愛知に行き、お会してみて、御宅の暮らしを拝見して『直感は、間違いではなかった!』と嬉しくなりました。

 

大屋さんは、とにかく一生懸命な人です。そして、(私の勝手な印象ですが)私と同じく「限りある時間の中で家族と、なるべくたくさんの思い出を作ろうとしている方」なのだろうと思いました。

 

そういうわけで、我が家の薪ストーブは、一言で済ませてしまえば『代理店の方のお人柄で選んだ』となるのですが、

嘘や改ざんがまかり通る世の中にあって、我が家の判断は、皆さんから見て、余りにも安直と思われるでしょうか?

 

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まだ導入には、もう少し時間がありますが、これからのんびりと、「モキで良かった!」と思うことがあれば、その都度薪ストーブ関連記事を書いていきたいと思いますので、それが読んで頂いた方々の少しでもお役に立てば嬉しいです。

 

長くなりましたが、(最長かも…、実に4400文字!)今日はこのへんで!