丘の上にログハウスを建てる

夢をカタチにするまでの備忘録

子には背中で語りたい

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こんにちは。

絶賛セルフ塗装中のあら家です。

セルフ塗装を始めて何日間が経ち、子ども達が初めて手伝いに来てくれました。

 

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毎回丁寧に養生して…

 

 

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いざ!ウッドデッキの軒裏を塗ります!

この場所は前回の、優先順位の原則で考えると、

・雨でもやれるところ

・一階

なので、超後回しでも良い所なのですが、(次回書きますが)色々な事情があり、「現時点で塗って良い場所」と、「子供たちが塗りやすい場所」を考えた結果、優先順位を完全スルーして、ここを塗りました。

 

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一階とは言え、足場の高さはかなり有りますので、慎重に慎重に抱っこしながら塗りました。

 

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長女、結構上手!(親バカ)

 

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「2歳だけど、俺だって塗れるぜ!」とばかりに長男も参加。

どちらかと言うと、職人タイプなのは彼かも。びっくりするほど真剣でした。

 

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この笑顔を見ると、たとえ面倒でも、自分たちでゆっくり家づくりに関わるのって、やはり良いなぁと思いました。

 

 

子ども達がやる気になった理由

でも、実はこの日まで、私の塗装風景を何回か見ていても、子供たちの「塗装やる気スイッチ」は入っていなかったのです。

 

塗装中の私を見ても「あー、パパが何かやってるわ〜、どうせ私達はできないんでしょ〜」という感じで、すぐに目の前の畑に遊びに行ってしまう子供たち。私の作業風景など興味はないのでした。

そんな(ふてくされた)子供たちを変えたのが、この日の前日に手伝いに来てくれた職場の後輩のN君と、彼女Kさんでした!

 

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作業中、遠目に見ても仲の良さが伝わってくるステキな御二人の背中を見て…

子供たちも、きっと「私たちも、おウチぬりぬりしたい!楽しそう!」と思ったのでしょう。

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我々夫婦は夫婦で、彼らの楽しそうな姿を見て

「ああ、こんな2人での共同作業を純粋に楽しい、と思うピュアな気持ちを忘れていたなぁ…(遠い目)」と気付かされました。

 

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まあ、あとは一言でまとめると、

Kさんがとにかく美人でした。笑

(しかもキャラクターが親しみやすい

!)

本当にお似合いのお二人で、早く結婚式に呼んで下さいねって感じです。(厚かましい先輩です笑)

 

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子供達も帰りにはとっても懐いていて、息子なんか、初対面では絶対慣れないのに、早くも甘えていました。

 

おい息子、ずるいぞ!その位置!

 

長女の一言で気付いたこと

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そんなわけで、やる気を出してくれた子供たちなのですが、一緒に塗装中、娘がふと

「パパ、これ大変だったでしょう」

と言いました。

 

もうすぐ5歳になる娘ですが、最近本当に気がきくというか、大人っぽい発言をするので、成長を嬉しく思う反面「日頃から色々なことに、気を遣わせてしまっているのかな」とちょっと心配にもなってしまいます。

 

単純に自分のセルフ塗装の苦労をわかってもらえて、嬉しいには嬉しいのですが、

なんだか子どもに無理させて、我慢させて、恩着せがましく振舞っていたのかも…、と反省しています。

 

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「パパ・ママが君たちの為に汗水流して頑張っているんだよ」

 

という露骨なアピールで、子ども達から感謝を得ようとするのでは無く

 

「色々な人がこのログハウスの為に手伝ってくれて、力を合わせてくれているからできているんだよ」ということ。

そして「この家づくりは神さまからの楽しい思い出のプレゼントなんだよ」ということ。

だからこの日々をパパもママも楽しんでいるんだ、ということを子どもたちが家づくりの思い出の中で、自然に感じてくれたら良いなぁと切に願っています。

そんなことを伝えられる、「背中で語れるオトナ」に、私もなりたいものです。

 

 

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というわけで、今回背中で子ども達の心にスイッチを入れてくれたのは、私達夫婦ではなく、N君、Kさんのお二人でした。感謝感謝です。

お二人とも本当にありがとう!また来てね!