丘の上にログハウスを建てる

夢をカタチにするまでの備忘録

アーチカットのお話

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私がなかなか家の様子を撮影できず、ログハウスネタは更新が滞っておりましたが、家はその間にも着々と進んでおります。

http://loghouse-n.jugem.jp/?eid=2675

 

三者による構造検査もクリア

フラット35の中間審査もクリア

何事もなく、良かったです…!

 

ログハウスは地震に強いとのことですが、それも、やはり丁寧に作って頂いているからこそです。感謝。

 

アーチカットのデザインを決める

さて、今日はアーチカットの話ですが、アーチカットとはこんなやつですね。

http://loghouse-n.jugem.jp/?eid=1966

 

こちらの素敵な御宅のアーチカットは超大きいですが、我が家のは、廊下とキッチンカウンターの部分で結構小さいです。

 

先週、新堀親方と現地で打ち合わせがありましたので、アーチカットの形を決めてきました。

 

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「こんなのやって欲しいんですけど…」と相談して、そのアイディアが実現可能なものなのか、親方の判断をあおぎます。

そして新堀さんが、チョークで壁に直接描いていきます。

 

アーチカットできる形 できない形

事前に知っておけば良かったのですが、ログ壁を構成している一つ一つのログ壁は、あくまでも、上から積んで組み合わせているだけなので、あまり奇抜なデザインは不可なのと、角度が急だとログ壁が取れてしまうそうです。

 

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我が家はこんなイメージだったのですが、とりあえず十字架を抜くのは構造上不可で、聖書のイメージの本を開いた感じは残しつつ、角度は調整してもらいました。

新堀さんに聞いておくべきだったと反省…

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ちなみに「ノアの箱船案」もあったのですが、廊下のアーチカットの高さをなるべく取りたくて、丸型にしたので、デザインに一貫性が無くなりそうなのでやめました。

 

[追記]

あと気付かれた方もいるかと思いますが、右側にOKと書いてありますが、これは何かと言いますと、ちゃんと左右対称にする為に、後で右側の型を取って、左右反転させて転写するそうです。

私は知らなかったので一応メモしておきます。

 

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デザインを決めてみて、感想

いや〜、それにしても、このアーチカットのデザインで良かったのかは未だに悩みます…。(優柔不断)

定番の形は抽象的な形ゆえに、カッコ良くも見えますし…

 

我が家のは、いわゆる『カッコいいアーチカット』ではないかも知れないけれど、最初の希望として『聖書を開いたシルエット』にしたかったので、とにかくもうこのデザインは自己満足ということで…。ううう。

 

あと、前述した、『我が家のアーチカット、小さくない?』問題ですが、

実を言えば本当は、もう少しアーチの高さを高くしたりはできたのですが、親方曰く『あんまり高さがあるとキッチンが見え過ぎて、間が抜ける』そうなので、そこはアドバイス通りアーチカットを小さめにしました。

やはりそこはチラリズムってやつなんですかね。キッチンも。

今までに何十、(何百?)棟もログハウスを建ててこられている親方のご意見は貴重なので、素直に従います。

 

悩みに悩んでいたら見かねた新堀さんに、「十字架はどうしてもやりたかったら、貫通させないで自分で彫ったらどう?彫刻刀とかで。」と言われました。

 

うーん。安藤忠雄光の教会みたいに、キッチンからの光で十字架にしたかったからなのだけれども…、まあ、それもそれで、アリなのかなぁ。

現実的に無理なものはしょうがないので、代案はゆっくりと考えることにしようと思います。