チーくんの机
こんばんは。
皆さん、このイラスト覚えていますでしょうか?
我が家の一枚板バブル期のきっかけともなった、初めて購入した一枚板、
チーク系の木材(通称チーくん)のテーブル完成予想図です。
実はおかげさまで、できました。
(バスタオルが……!!ぬぐいきれない生活感が……!!)
いや、なんでこんな急に作ったかというと、そろそろ思ったわけですよ。
今月セルフ塗装始まるな、と。
それを考えると、
セルフ塗装始まる→土日祝全て費やす→でも終わらない(私作業遅いんです)
→完成間際にドタバタ→引越しの準備できてない→一枚板削ってない
→引っ越してからも板材のまま放置→いつまでたっても新築の作業台ができない
→ログハウスでいい感じなのに、引越しの荷物で(文字通り)台無し
という予想が立ったわけです。
こりゃいかんと思いたち、土曜日一日やらせてもらって、残りの一枚板(計4枚)
全部ヤスリがけしました。もう二の腕パンパンです。パンパンマンです。
(作業中の風景はiPhoneで撮っていたもので、PCにバックアップしているのですが、
まだ写真少なめですみません。そのうち追加します。)
ブライワックスは様子見で。(追記あり)
そんで今のところ無塗装でそのまま仕上げました。ガチ無垢材です。
多少ザラザラしますが、ツルツルのテーブルがそもそも好きではない私。
とりあえず、この机は当面この状態でいきます。
(追記)
実は1週間立たないウチに、結局ブライワックス仕上げに変更しました。笑
ログハウスに引っ越すまでの仮使用とはいえ、現時点ではダイニングテーブルなわけですから、子供たちが、まあ、水はこぼすわ、オカズは落とすわ…挙げ句の果てには醤油をこぼすわで…
まあ、こちらとしては、あんまりそんなことで毎回食事時に子供たちに、とやかく言いたくありません。
頑張って自分で食べているわけだし。
「何事も、大らかに」が理想です。
その為にもなるべくそういう条件を作らねば、と思います。
ただ、そうは言っても、このままではチー君が、シミの水玉模様が広がって、草間彌生の作品みたいになってしまう!(泣)
と危機感を感じたので、今までのシミも含めて紙やすり(300番台)でやすり、目立たなくしてからブライワックスを塗り込みました。
塗る前
ワックス仕上げ後
大分色変わりました。使用したのはクリア色ですけどね。
ツルツルはあまり…と上述しましたが、
やはりこれはこれで木目がきれいに出て良いものですね。(ウチの奥さんには断然こちらの方が良い、と喜ばれました)
今回は、既に食卓として使用している状況下でのワックス塗り込みだったので、翌朝のご飯までに乾くか、とか匂いとか、気になります。
一晩で乾くにしても、匂いが残ると嫌だなぁと。(トルエンフリーであっても、そこそこの匂いはします。トルエン入りのヤツは、この状況では、もってのほかです)
そこで、今回使用したのは、ギャラップにて「日本未発売ですが、良かったら使ってみては」とご厚意で譲って頂いた、「ブライワックス ナチュラルワックス」です。
これが良いのは、ほぼ匂いが気にならないことです。むしろ私のお鼻にとっては良い匂いだと感じました。塗りやすさも、ほぼ同じ。(むしろ塗りやすい?)とても良いものだと感じました!
今やどこのホームセンターに行っても、どこかしらのコーナーに取り扱いがある程メジャーになっているブライワックスですが、このシリーズならさらに気軽にワックス仕上げがチャレンジできそうです。
店長のIさん、本当にありがとうございます!
(ちなみに私は、たまたま譲って頂けたのですがまだ未発売の物ですので、そこのところご了承くださいませ)
さて。作ったら作ったで置き場に困りまして、実家から借りていたダイニングテーブルを返却して、
チーくんをダイニングテーブル代わりに使いはじめました。
買う時に、作業机だからなるべくまっすぐな長方形に近い形が良いなぁと思っていたので、
実際にテーブルとして使ってみると非常に使いやすかったです。
「やっちゃんの本棚テーブル(最近は完全にプラレール用台になってますが)」の様な圧倒的な存在感は無いですが、
鉄脚もあえて細めのにしてますし、スマートな印象に仕上げてみました。
※鉄脚については後述したいと思います。
適材適所って大事だね
ただ、やはりこの板、食卓として使い続けていくには、少し幅が足りないんです。
見て貰えばわかるように、大人➕子どものなら向かい合って食器が並べられるのですが、
大人➕大人だと、ちと狭い…。
我が家の食卓は新堀建設にお願いしているので、元々チーくんは机にするつもりだったから良いのですが、
「これから食卓を一枚板で作ってみたいな」と思っていらっしゃる方は、長さだけでなく、幅にも注意ですよ。厚みは重さにだいぶ関わってきますので、やっちゃんの本棚テーブルみたいに厚み7cmとか、はっきり言って贅沢な位の厚みは、普通のテーブルとしての用途なら不要だと思います。
(ウチの場合は、いくら注意しても子供がそこからジャンプしたがるので、板自体に重さがあって助かってます。板を乗せてるだけなのにビクともしません)
もし一枚板って良いなぁとお考えの方が居ましたら
ちなみに、私の生活圏(関東、神奈川、東京)で一枚板の会社でオススメはautさんと何月屋(正確には何月屋銘木店)さんです。
(決して回し者ではないですよ!)何月屋さんに至っては、お店の方とほぼ話した事ないです。
勝手に眺めさせてもらっただけ。
一枚板は、木そのもののカタチとの出会いです。1つも同じものはないので、
実際に一枚板が並ぶ工場に見に行って、気に入ったやつで作りたいものをイメージするのが良いと思います。
値段が高いのは、樹種によってです。私は使ったことないですが、日立の「このー木なんの木♪」のCMでおなじみの、モンキーポッドという木なんか、結構大きいのにかなりお安かったですよ。
ケヤキと比べちゃいけないのかもしれませんが、もう全然値段が違います。
きっと硬さとか、木目の出方とか違いはあるでしょうけど、
この木なら、一枚板で公園とかにありそうな超大きなテーブルを作って、10人位呼んでも大丈夫! ……みたいなことが可能かもしれません。
(ちなみにモンキーポッドを私が初めて見たのは何月屋さんです。)
鉄脚について
今回のチーくんは脚を鉄脚で仕上げました。
やっちゃんの本棚部分の方が安上がりに作れるのですが、
テーブルの場合、下に椅子が入るのでなるべくスッキリしたかったので鉄脚にしました。
この鉄脚ですが、今回はうまくいったのでやっと記事にできます。
実は仕事上で、チーくんの前に、別の板に鉄脚をつける機会が仕事上ありまして、
いわゆる「鉄脚」検索で上位に出てくるお店の「ターンバックル」さんで、鉄脚を買ってみて付けたんですが、お店の名誉の為に言っておくと、機能上は素晴らしいし、強度も充分だろうというような感じでしっかりとしていて、とても良いものであるのはわかったのですが、
私の主観ですが
鉄脚が主張し過ぎて、浮くんですね。
私がイメージしている、わかりやすく言えば「カフェのような雰囲気」みたいなのとは
かなり異なります。
ターンバックルさんの鉄脚は27㎜。
鉄脚は、板に比べると色も黒いし、そもそも主張が強くなりがちなので、
鉄脚って太さがかなり大切なんだなぁと思いました。
そこで、今回は、強度と太さに注目して、時間をかけて検討し、
購入させていただいたのが、大阪のTEKO LABOさんでした。
私が今回購入したのは、16mmの角度付きの1番標準タイプ。
(前回と1cm以上違う!でも強度的には300キロまでいけるそうな)
角度がつくと横揺れにも強く、パソコンなどを置いたり、机の上で何か描いたりする事を考えると揺れないことが大事かなと考えました。
雰囲気がとても良い。
開けた時の写真も後程掲載したいと思いますが、
風合いがとても良いです。
設置中、息子も興味津々です。
そして相場よりも全然安いです。
恐らく同程度の太さであり、固定ファンも多く居るDIY factory さんの物で、
倍とまではいかないですが、こんな具合。
セールで1000円割引いて下さったのもあり、
この品質でこの値段は、かなりお買い得だと思います。
おそらく今後も鉄脚は、ここで買います。
というわけで、今後も楽しくDIYしていきたいと思います!
次回は…我が家に、いよいよアレがつきました!
ということで、乞うご期待。