チェンソーの目立て、サボるとこうなる
こんばんは。
先週からの疲れが出たのか、ガクっと体調を崩しましてなかなか早起きできない日々が続きます…。
よって、現場の写真はなかなか撮れていないのですが、
そんな私の体調を察してか、月曜日に奥さんが子供達を連れて見に行ってくれました。
ブログのトップ画像変えました
天気は曇りで色味がイマイチなので加工で少しごまかしちゃいましたが、
子供達がログハウスを見ている姿が撮れていたので、
ブログのトップ画像を思い切って変えることにしました!
実際今まで長いこと、「全然ログハウス関係無い写真」で通してきてましたからね。
ワーゲンバスの写真とか、完全にただの私の趣味です(苦笑)
屋根も含め大掛かりな工事はひと段落つき、これから着々と、より素敵なログハウスになっていきますので、また詳細にお伝えできるようになったら、記事にします!
そして本題のチェンソーの話へ
皆さんはチェーンソーと言ってませんか?
正しくは「チェンソー」というらしいですよ。
ちなみに、チェンソーの刃のこと(チェーンに刃がついているもの)を「ソーチェン」と言うんです。
ややこしいっ!笑
そういうわけで今日はチェンソーの話です。
包丁と同じで、ソーチェンがよく切れる為には、定期的な目立てが必要です。
例え刃がボロボロでももちろん切れなくはないですが…
「エンジンチェンソーでパワーのある良いの買ったんだから、
勢いに任せてなんでもかんでもぶった切っちゃえば良いじゃん。」
と、思われる方も中にはいるでしょう。
まあ、実際には切れないんじゃなくて、切れてますからね…ゴリ押しで…
チェンソーを個人所有されている方もいれば会社で共用のを使用されている方もいるようですし、チェンソーユーザーも状況は様々です。
しかし、どんな使用状況であれ、全ての人がやらねばならないこと、それが
「ソーチェンの目立て(刃研ぎ)」なのです。(大事なことなので2回言いました。くどいですね。)
ちょっと話はそれますが…
その昔少年ジャンプで連載していた、「主人公の武器がまさかのチェンソー」という久保帯人さんの漫画「ゾンビパウダー」(その後BLEACHの方が有名になりましたね)の主人公 芥火ガンマのように
「ぶおぉぉぉん!!バリバリバリバリ、ガリガリ!」と後のメンテとか何もかも気にせず豪快に切るだけなら、さぞ爽快なのでしょうが、
現実はそう甘くないのです。
確かにチェンソーはよく切れる。
ブッ太い大木を切った時の爽快感は、自分が少年漫画の主人公並みの、特殊能力を手に入れたような気分にもなる。
しかし、現実にはソーチェン 一つ一つの刃にヤスリを当てて、研ぐというチマチマした地味〜な作業が待っているのです。
しかし、地味な作業こそ大切!目立てこそ、チェンソーのメンテナンスで最も重要と言っても過言ではありません。(できないくせに偉そう)
いやね、これが地味とはいえ、めちゃくちゃ難しいんです。
刃の角度を一定に(30度に)やするのですが、動画では簡単そうに見えても、いざ自分がやると、それがなかなかできない!うわーん!
なので、正直「うーん。こんなもんかな?」
くらいの軽い気持ちでやっていたところ……
やってしまいました。
ハスクバーナ 353初故障です。
刃の潤滑剤と保護の為に、ソーチェン が回るたびに、刃に行き渡るはずのチェーンオイルが出なくなりました。
試行錯誤の末、結局ヘルプ…
色々考えてみてもラチがあかず、早速販売店である北九チェンソーの大町さんへ、ユーザーページのアドレスからメールを送ると、すぐに電話がかかってきました!
状況を説明すると、次の動作を試してみてとの指示。
・チェンソーの刃をガイドバーごと外した状態で、本体からチェーンオイルが出ているか確認
・ガイドバーの溝にゴミが詰まっていないか確認
※これはオイルがどこから出て、刃にどのように行き渡るか説明用に蓋を開けてますから、実際にこの状態でエンジンかけちゃダメですよ!
確認すると、本体からオイルは出ていたので、細かい切り屑がチェンソーの刃の溝や、オイルが入っていく部分の小さな穴に詰まってしまったのが原因のようでした。
悪いのはどこだったのか
これはひとえに、私の目立てが下手くそなのが原因なのです。
切り屑が細かいと、こういう風に色々なところに入り込んで結果的にメンテナンスが必要となりますが、うまく切れている時の切り屑は、カンナ屑のように長く、繋がった状態なのです。
(その比較写真を撮ってなかったのが、歯がゆい…)
キチンと目立てていれば切り屑も大きいので、本体に入りこんでいかない=無駄にメンテナンスが要らなくなる
そういうわけで、今度からもっと初期の時点で真面目に目立てします…。
果たして、引っ越し前にケヤキ1.5トンは薪に出来るのか…!
ピンチです。
セルフ塗装も控えてるのに…!
ひええ。
頑張ります。