丘の上にログハウスを建てる

夢をカタチにするまでの備忘録

家の設計

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皆さんこんばんは。

朝晩の冷え込みが随分厳しくなってきましたね。いつもは私だけベッドの下にお布団で、子ども2人と奥さんは3人で寝るのですが、昨晩はあまりの寒さに子どもの体温を求めて、家族4人でぎゅうぎゅうにくっついて、ウクライナ童話の『てぶくろ』さながらに、無理矢理一つのベッドで寝ました。

 

寝心地はお世辞にも良いとは言えないのですが(首寝違えるし)「こういう日常も嬉しいものだなぁ」と、普段そこまで間近で見ない娘の寝顔を見ながら思いました。

 

さてさて、今日も回想編です。

前回は土地の話をしましたが、土地が決まると後は、家づくりの具体的なプランに入っていきます。

 

…というよりは、注文住宅の皆さんの場合、家の構想段階で、設計士さんや工務店と打ち合わせをしながら、同時に土地を探していくケースが実は多いのではないでしょうか。

(もちろん、実家の建て替えとか、元々土地は決まっている状態からスタートのケースもありますが…。)

私は建築科卒ではないのですが、その昔、大学でお世話になった先生が『建築設計は土地を決めるところが、最も重要と言っても過言ではない』というようなお話をされていて、今でも覚えています。

そして家を建てる段階の今なら『なるほど、確かにそうだなぁ』と思います。

 

…あ、いつの間にか話が脱線しましたね。

 

我が家もそんなわけで家(店)づくりをお任せしたい、と決めていたログハウスの建設会社『新堀建設』の新堀親方(社長)に相談しながら土地を決めたのが、実際の流れです。

 

やっぱり土地の段階からプロに相談できるのって安心です。(勿論家族にも事前に見てもらいました)

 

そして、新堀親方がまだ土地購入が決まっていないにも関わらず埼玉から現地を見に来てくれて、『この土地なら…」とデザインしてくださったのが『ギャンブレル屋根』という変わった形の屋根のログハウスです。

 

『え?ギャンブル屋根?それハマったら危ないやつじゃ…』

と思った方の為に↓

以下ウィキペディア様より一部抜粋

『二段勾配の寄棟であるマンサード屋根と混同されるケースが多い。形状が将棋の駒に似ていることから、駒形切妻屋根と訳されることもある。』

 

 調べたらたまたま発見したけれど、なんと近くの小田急向ヶ丘遊園駅の駅舎もギャンブレル屋根らしいです!

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あ、本当だ!!

 

うわー、この辺に住んで10年近くになるのに気付いてなかった。

 

まあ、最寄りじゃないし…。

 

あ、一人で興奮してすみません。

 

実はこの屋根のログハウス、新堀建設の施工事例で見て以来、憧れだったんです。新堀建設に最初の打ち合わせで『こんなの見ましたけど、できたらこういうのがいいです…』と見せていたのが、ギャンブレル屋根でした。(新堀建設ではこの屋根のログハウスが、2015年のログハウス オブ ザ イヤーのマシンカット部門優秀賞を取っています。)

 

 

この屋根の形状によって、二階のスペースが広く取れるので、圧迫感の解消にもgood !

実際、完成見学会に行くと、よくわかりましたよ。

 

 

しかし…

 

新堀さんとの初回打ち合わせでは『まあ、憧れはわかるし実際良いものだけど…高価だし、やめとけば?』とのアドバイスを頂いていました。泣

(新堀さんは、毎回の打ち合わせ時遠慮なく的確にアドバイスをしてくれます。都合のいいことしか言わない営業トークは驚く程ありません。)

 

しかし!

 

我が家の土地の事情から、購入検討段階で建築制限が多いことがわかり、(道路からのセットバック、隣家の日照権確保の為の隣地斜線制限などなど)色々と法規をあてはめていくと、

 

ギャンブレル屋根=ただの憧れ

ギャンブレル屋根=この土地にとって最適なカタチ!

になったということでした。

 

図面見ると本当にギリギリなんです。

図面お見せしたいくらい。

(やめておきますが…)

 

 

その説明と、設計図面を見て、

 

 

 

『最高です!』

 

 

 

という流れで、これまた、ほぼ原案のままいきました。

(基本設計は変えず、二階にトイレが欲しいとか、そういった細かな変更は、この後時間をかけて検討しました。)

 

 

これで、いよいよ大まかな形はイメージが固まってきました。

 

次回は、頭を悩ませたお金の話。

住宅ローンについてです。