アルインコの脚立
皆さんは「アルインコ」という会社を知っているでしょうか?
予測変換では確実に『或るインコ』となりそうな社名ですが、社名の由来は諸説あるようで、
アルミ=AL
井上(前社名)=IN
会社=CO
の「頭文字の組み合わせ説」と
「アリンコのように、チームで働く」説があるそうな。
いずれにしても、知る人ぞ知る、脚立の有名メーカーです。
先日、セルフ塗装とセルフ煙突取付の為に170センチ以上のサイズの脚立が必要になり、色々検討しまして、結果的に、このアルインコの脚立購入に至りました。
脚立はどんなメーカーがあるのかな?
私が知っている限りで、下記のようなメーカーがあります。
・長谷川工業
『大阪府大阪市西区江戸堀に本社を置く。主に高い所での作業の際に使用するアルミ製ハシゴ・脚立を製造販売している。元々建築現場で使用する鋼管製はしご兼用脚立、工事用ポータブル足場機材の製造からスタートしていることもあり、その分野ではパイオニアに近い企業として知られると共に、脚立の国内シェアは約4割を占め、ホームセンターなどで販売されている。かつては社名の一部(HASEGAWA)を取った「SEGA」ブランドを展開していたこともあった。
』ウィキペディアより
私見→脚立製造に関する高い知名度。最近は装飾的にも意識したモデルがあり、高級脚立メーカーとして成熟した会社のイメージ。
・ピカコーポレイション
『大阪府東大阪市長田中に本社を置く。アルミ合金製はしご、脚立、作業台の製造販売を主体としている。 はしごのかしめ構造の国際特許「アルフロジョイント」を保有しており、最長15mのはしごの製造技術を持つ。 』ウィキペディアより
私見→リーズナブルで、必要充分な機能を備えた製品を堅実に作っているメーカーのイメージ。
・アルインコ
『アルインコ株式会社(英: ALINCO INCORPORATED)は、大阪府大阪市中央区高麗橋に本社を置く企業。 建築用仮設足場ならびに軽量仮設機材、フィットネスマシン、介護用品、アマチュア無線機などの開発・製造・販売をしている。1938年(昭和13年)9月 - 創業。』
私見→脚立だけでなく、無線機や現場用品のレンタル事業など、多角的に経営する巨大な会社(前述のピカコーポレイションとは資本・業務提携先。中国、タイ、ベトナムなどの海外にもレンタルの会社などを設立していて、総資産が単独で450億7538万円!ちなみに資本金で比較すると長谷川工業9000万円 ピカコーポレイション9,500万円に対しアルインコ63億6159万6千円と、会社の大きさがわかります。)
他にもメーカーさんはいらっしゃいますが、いずれの三社ともに大阪なので
『国内の脚立メーカーは大阪がメチャ強い』
ということがよくわかりますね。
ちなみに、海外に目を向けると、私の大好きなギャラップ厚木ショールームでも取り扱いのある、『ミシガンラダー社』の脚立が素敵です。
アメリカ製の脚立「ミシガン・ラダー」新入荷! | ギャラップブランドサイト
グラスファイバー製のこの、鮮やかなカラーリングと佇まいですよ。
本物見るとメチャカッコいいですよ。
(と言ってもギャラップのショールーム内が撮影禁止なので写真はありませんが…)
Creemaさんより転載
ミシガンラダーカンパニーはアメリカ最古のはしご・脚立メーカーで1901年創業だそうな。
パイン材の昔ながらのも雰囲気がありますね。
ただお値段はちょっとお高い…
「値段よりも品質」をモットーにされているそうなので、そりゃ仕方ないよね。
ちなみに知り合いのミシガン州出身の方に知ってるか聞いてみたら、全く知りませんでした。笑
我が家が必要としている脚立は?
さてさて、何故ログハウスを建てる程に「雰囲気重視な人生」を送っている(苦笑)私が、ミシガンラダーを選ばなかったかというと、下記のような理由があります。
・最初は室内で使用するが、ゆくゆくは屋外の塗料塗り直しの際に使用したい。
・土地の傾斜が多いので、傾斜に対応できる伸縮脚が必須
・脚立にまで愛があり過ぎると、ぶっちゃけ道具としては使い辛い
・でも、そこそこカッコいいのは欲しい
脚立は、あくまでも仕事道具として今後付き合っていきたい。
ただでさえ、今自分が一番メンテすべきチェンソーの目立てもままならないので、他の道具に時間はかけられないのです。
ペンキがついて、いちいち慌てて拭いている様な関係だと効率が悪くて仕方ありません。
というわけで、選んだのがアルインコ社のPRW-180BKです。
これはアルインコ社の80周年記念モデルとして台数限定で販売されている物らしいです。「限定」に気に入ったのではありませんが、下記の条件で希望を満たしています。というか、この三要素を満たしている物が、私が探した中ではこれしか無かったのです。
・『形』いたって普通。The脚立。でもロックの仕方とか至る所に作りの良さが伺えます。
・『機能』伸縮脚が付いている。
伸縮脚があると、こんなに傾斜で浮いてしまっていて、絶対乗れないような場所でも…
脚が伸びるので、作業ができるようになります。伸ばし方もメチャ楽です。本当に良くできてる。
・『色』黒い。なんだか、それだけで、ちょっと違う感じなので、OKとしました。(苦笑)
というわけで、我が家の脚立はアルインコの物になりました!
そして、後から気付いたのですが、この間の写真にも写っていた新堀建設さんが使用している脚立もアルインコ社のでしたよ!なんか嬉しいです。
今日は脚立のお話でした。皆さまも良い一日を!
引き渡しまであと一カ月!
ご無沙汰してます。
なかなか更新できず、不覚にも放置気味で申し訳ないです。
それなのに日々アクセスしていただいている方々、本当にありがとうございます!
励みになってます。
ログハウスの近況報告
早速ですが、この放置期間の間に色々なことがありました。
まずはタイル工事。
玄関からの土間に施工されたタイル。
標準は、もっと赤茶っぽいテラコッタのような雰囲気だったのですが、直前でベージュに変えました。
うん。なかなかしっくりきてます。
この土間の突き当たりに、薪ストーブが来る予定です!ワクワク。
その他、洗面台にもタイルが貼られました!
思えば、プランニング時にこのタイルも夫婦で迷いましたね〜
ここのところ色々あり過ぎて、かなり遠い記憶になってます…。
トイレはこんな感じです。
土間と同じ色。
何の風景だかわからないと思いますが、キッチンです。床施工の為、引き出しが外されて全部作業スペースに置かれています。
基礎が塗装されました!
上のログ壁から、基礎に塗料が垂れまくってたので、上から綺麗に塗り潰していただけてよかったです。グレーが塗られるのは聞いてなかったけれど、うまいこと建物と調和していて良かったです。
持込照明も付け始めました。
二階の照明を、セルフで付けました。元々持ってたIKEAのスコイグというシリーズ。
IKEAの公式ホームページより
雲形の透かしが可愛くて、ずっと気に入ってます。
ちなみにスコイグはシリーズなので、こんなペンダントタイプもあります。
可愛い!
しかし…私が理想とする「ヴィンテージ雑貨が似合うようなオトナの雰囲気の空間(笑)」にするには、インテリアコーディネート的に、この照明のチョイスが合ってるのかは疑問です…。
照明って難しい!
家の中で1番陽が入る二階のこの空間は子ども達の遊び場&寝床にする予定なので、きっと用途的には合っているはず!
だから多少(というか大分だけど)子どもっぽい空間になっても良いや!そもそもキッズルームだし。
シーリングタイプは圧迫感が無いから、子どもが小さいうちは、思う存分家の中でだって、キャッチボールでもサッカーでもなんでもやってくれという感じです。
(あ、でも、もちろん柔らかいボールでやってね…窓は割らないで…)
ちなみに手前の柱と柱の間に、同じく家から持込照明をセルフで付ける予定。こちらはシーリングファン付きです。
こちらも我が家でお世話になって早8年目になる、メルクロス社のメーヴェというシーリングファン付きライトです。
前住居の引っ越しの際に、取り外している最中に、ガラスカバーを床に置いておいたら嫁が踏んづけて割るという大惨事が起きて、その後コールセンターに問い合わせて、換えのガラスを送って頂いたことがあります。(苦笑)
このメルクロスという会社、日本のメーカーなのですが、対応も良くオススメですよ。
他にも照明とスピーカーを合体させたり、面白い物を作ってます。
パイプハンガーも自作中です。
予算の都合で、クローゼットは仕切られているものの、棚などは作ってもらっていないので、洋服をかけられるパイプハンガーをDIYしてます。
モノタロウで買ったガス管、その他パーツを組み合わせて自作します。
ちなみに上記のパーツの中で、一つ食べ物の名前がついているのがあるのですが、どれか、わかりますか?
正解は…、
左下の『チーズ』でした!
どこがチーズなんだろう。由来はよくわかりません。
このガス管ですが、本来の使い方をしない自分の様なお気楽DIYの場合、ブロック遊びみたいで面白いですよ。
ねじ込むだけです。
ある程度(送料無料は3000円から)買って、1回組み立ててみる方がサイズ感とかイメージが湧くと思います。
興味ある方は是非お試しあれ。
引っ越し準備、その他諸々。
今日は引っ越しの見積もりがありました。シレッと薪も運んでもらえることになりました。良かった〜。
我が家の場合、立ち退きがきっかけなので、今回の引っ越しも会社が払ってくれるのはわかっていたのですが、それでも薪に関しては大丈夫かなぁと正直思っていたので、安心しました。
他には、最後の融資実行のための契約面談(金消契約)も控えていて、新住所の住民票2通に印鑑証明2通と収入証紙を用意したり、火災保険の選択と加入、司法書士の先生に登記関連の連絡、新堀建設への工程確認などなど、直前故にやることが多いです。
でも、それだけ進んでいるということだと思って、できるだけ楽しんでいきたいと思います!
梅雨でも塗装!
おはようございます。
ウッドデッキの柱など
こちらは昨日の日曜日、梅雨期間中にも関わらず、塗装に励んでおりました。
1週間雨予報なのに、この日曜日だけ晴れの予報で、まさに千載一遇のチャンス!
ということで、家族皆でまだ塗っていないところを一生懸命塗りました。
でも幼児の集中力は続きません
そして、すぐに飽きた子供達。
目の前の畑に遊びに行ってお花をもらってきてました。
本当は踏み台なのですが、子ども達はこれを使ってお店屋さんごっこです。
最初は八百屋さん→レストランへと変化
暑くなってきたので傘を出して営業中。
面白かったのは、ペンキで、花を白くしたり、木の実を塗って「お料理」していたこと。刷毛を包丁に見立てたり、子どもの発想はいつも新鮮です。
あ、でも…そんなにペンキ使わないでね…一缶しか買い足してないから…無くなったら困る。
そしてそんな子ども達を室内(キッチン)から見るとこんな感じです。この光景は、ログハウスのプランニング時に奥さんが思い描いていたものでした。
実現してなんだか感動…
『お芋掘り!!』とやたら本気スイッチの入った長女。
本当は笹なんです。子ども達は楽しそうだし、まさに一石二鳥。
もっと抜いてください。
煙突と青空
ふと見上げてみると煙突と紅葉が…
これは秋は秋で、綺麗になりそうな感じですね。
そんなわけで、大体は外壁塗装、終わってます。あとは二度塗りしていない所や、誰か業者さんが来られた時で、朝から塗装可能じゃないとできないところ(ドアと外壁の間など)だけです。
ウッドデッキの柱もホワイトに塗りました。ここで今回煙突設置の為に購入した脚立(今度記事にします)が大活躍でした。
ご近所さんとのご縁
我が家のログハウスの近くで既に薪ストーブを使って入らっしゃる大先輩が、声をいつもかけてくれます!気にかけてくださって嬉しいです!
あと、「頑張ってるから、これあげる〜」と畑仕事をしに来ていた御夫妻から、サンチュを頂きました。
あまりの嬉しさに、その日の晩御飯に。
採れたてを頂けるなんて、感謝です!
もう体力的にかなり厳しいのですが(週末ゆっくりしたい…)
栄養つけて、引き続き頑張ります!
最後に。
昨日は大地震が有りました。
今回の地震で被害に遭われた、たくさんの方々に、神様からの慰めと励ましをお祈りしております。
ちっ。タマ切れか…
こんばんは。
今週は足場が解体され、今まで建物を覆ってくれていた青い布が外れました。
そして、結婚式のヴェールアップのように建物全容がお目見えし、いよいよ、完成が近づいている気がします!
なんかスッキリしました
というわけで、足場が外れたことで、外から見た雰囲気がググッと変わりました。
我が家のワーゲンバス(ウェスティ)ちゃんも心なしか喜んでるみたいです。
他に進んだところ
足場が外れただけでなく、あとは雨どいと、ウッドデッキが付きました。
それにしてもウッドデッキできるの、早い!Oさん、さすがだなぁ…
雨どいはこんな感じです。特に何も言ってなかった気がするのですが、破風に合わせて白で、壁からは黒になってました。
見上げるとこんな感じ。
あとは内装もドンドン変わって玄関灯や、色々ついてググッと雰囲気が良くなったのですが、撮り忘れたので、次の週末に撮れたらと思います。
セルフ塗装は相変わらず終わりません
え。梅雨入り?
しましたけど?
それが、何か?
と言わんばかりの快晴で、今日は絶好のチャンスだったんですよ。
だから、このウッドデッキの柱と玄関のドアを塗っちゃいたかったんです。
なのに!まさかのホワイトが…!
足りない!!
『ちっ。タマ切れか…』
というわけで西部劇に登場するガンマンのような捨て台詞を吐いて、今日は大人しく現場を後にしたのであった…。
うそです。
さすがにちょっとは何かやらないと、あまりにも晴天がもったいないので、(義母も手伝いに来てくれたし)別の色で塗れる所は少し塗りました。
あとダイカンドラの種が結構芽生えてきてたので、追加で蒔きました。
でもかなり、他の草『特にササネと、ドクダミ)達がダイカンドラよりも早いペースで育つので、ちまちま抜きました。
梅雨も良いもんだ
やはり梅雨は梅雨で、植物達の育ちが早いので見ていて、楽しいです。
これまで個人的には梅雨が嫌いで(雨があまり好きではない)、この時期憂鬱だったんですが、自然環境に興味を持つと、やはり天気も捉え方が変わる気がします。
というわけで、東京は今日の夜から一週間、ずっと雨予報の梅雨らしい天気となりそうですが、皆さんもステキな梅雨をお過ごしください。
以上、丘の上のログハウスからお届けしました。
一日に1455アクセス!?
ご無沙汰しています。
ここのところお仕事が忙しく、しばしブログ更新を自粛していたのですが、今朝通勤中にエライことに気付いたので、思わず更新します。
なんと2日続けて1000を超えるアクセス数が…!
どうした!?これが噂の炎上!?というやつ?
何かまずい事書いたっけ…。と焦る私。
こんなに見て下さっている方がいるのなら、ひとまず近況報告をした方が良いのかと最近のログハウスの進捗を写真メインで。
天井にレールが付きました。
スポットライトを自由な位置で付け替えることができます。
またログハウスに対する家族の不安材料だった『圧迫感』対策として、少しでも天井をスッキリ見せたいという目的もあります。
…まあ、メインの理由は、ゆくゆく壁に絵とか写真とか飾りたいからなのですが。
ザ!洗面台
洗面台も作られて、鏡も付いてました!ただし、ここもセルフ塗装箇所なのです。果てしない道のり。(泣)
トイレ!
ここにも鏡が!手洗い用のカウンターはまだ到着していないとのこと。
この下の棚もセルフ塗装箇所。しかも先程の洗面台もですが、金具は自分で取り付けます。
いよいよキッチンが!
そしてこいつがキッチンのカップボードです。左の空きスペースには現在使っている自作の『パタパタ扉ゴミ箱』が来る予定です。
右のスペースは冷蔵庫が来る予定。
「やっとイメージ湧いてきたわ〜」
と奥さん。
遅っ!
ウッドデッキも進んでます!!
土台はこんなのを接着剤で基礎に貼り付けていました。
棟梁のOさんがウチの奥さんに『コレ、絶対触っちゃダメですよ〜』と優しく釘をさしてました。
というわけで、おとなしく自分の役割に専念しています…。
終わらないセルフ塗装
かれこれ何ヶ月でしょうか。
土日の空きは全て、塗装に費やしているので子供達も『またペンキ塗り〜!?』と半ば呆れています。
ごめんよ。だって終わらないんだもん。
玄関のドア(一度塗りもやってない)がまだです。これで、外は終わるのですが、そしたら今度は中です!
床に桐油と亜麻仁油の混合油を塗布し、キッチン、トイレ、洗面台も、余った外壁用塗料で塗ります。
そしたら、先日御紹介したギャラップ厚木ショールームで購入した真鍮金物を取り付けて終わりです!
うあーー!!
時間が無い!!
中、見たっていいじゃない
こんばんは。
先週末もなんとか天候が良く、ありがたいことに毎回塗装ができているのですが、
それでも…
セルフ塗装が…
終わらない…!
正直ピンチです。気持ちが折れそう。
梅雨入りすると、大変なことになります。
何がどうマズイのか
塗装が終わらないまま梅雨入りすると次のような流れになります。
終わらないまま梅雨入り
↓
頻繁に雨が降る
↓
塗料が塗っても固まる前に流れるので、塗れない
↓
塗装終わらないから、足場外せない
↓
工事遅れる(ウッドデッキ作れない、デッキの仮柱交換できない)
↓
工期伸びる
↓
引き渡し日決まっているのに、完成遅れる
↓
・引き渡し日遅延※すると融資元の違約金の発生(正確には、違約の為、延滞を加味したつなぎ融資分の利息追加)
・アンド、めちゃ怒られる
・新堀建設主催完成見学会できない(宣伝料で値引きされる予定が値引きされない
※フラット35のつなぎ融資は、土地の融資実行日から、最長1年間と決まっています。我が家が土地を取得したのが7月末なので、つまり建物完成&引き渡しは7月末がリミットとなります。
延滞金っつったって、数千万円の融資に対する延滞金の話ですからね。エライことになります…。どうしよう…嫌だ…アルヒのKさんに怒られるのも嫌だ…
次回から、もっと早朝に起きねば…。
5時、いや…4時起きかな…
最近たるんでました…
でも中が見たい。だって施主だもの
そうそう。たるんでいたと言えば、実は…初めて夫婦で揃って、制作途中のログハウスの中に入れてもらったんです!
今まで、「家の中、見たいなー見たいなー」と思いながら、「でも私達には塗装があるから…」と指をくわえて眺めていたのです。
そう。施主なのに、まるで『トランペットを欲しがり、ガラスのショーケースに張り付く子ども』のような健気さで、ガラス越しに見える室内をただ羨ましげに見ていたのでした。
でも先週は何か、疲れて気が抜けたのか、
「もう素直に見たいと言って、中を見させてもらおう!!もう嫌だ!!見たい!!だって施主だもの」と塗装そっちのけで、ちょっと内見することにしたのです。
「ダイニングはこんな感じなんだね!セトリングでどんなところまで天井落ちてくるのかな?」とか、
「二階の高さが思った以上にあるね!」とか、(ちなみに右がほのぼのキャラの、凄腕大工Yさんです。高いところ、怖いところも平気でヒョイヒョイ登ります)
「お風呂は…案外普通だ!!笑」とか
時間無いのにめちゃめちゃ楽しんでしまいました。苦笑
そろそろ現実へ…
そして我に帰り、焦って作業再開したところで、私達の作業が余りにも進んでいないのを見かねたのか、
たくさんの助っ人たちが!
まずはいつもお世話になっている奥さんの両親!初塗装に感謝です!
でも塗りながら夫婦喧嘩しないでください!苦笑
微笑ましい、孫との共同作業中の後姿。
そうそう。セルフ塗装はこのイメージなのだよ。
奧さんの従姉妹も、一日中子供達のお世話を担当してくれて、大助かりでした!さすがプロ!
翌日は、教会の友人が子ども達を遊びに連れ出してくれました!いつもの仲良しメンバーで会えて、ウチの子も大満足だったようです!写真を撮り忘れましたが、目の前の畑で小さなアマガエルを捕まえていました。
こんな風に、セルフ塗装と一口に言っても、たくさんの方々の協力無しにはできず、ご迷惑をかけながら、なんとか塗装ができています。感謝感謝。
神様の導きに感謝です。
完成まで、あと二ヶ月!
今回の塗装は一階部分だったので、土地が下がっているからか、結構頑張ったワリには、あまり変わり映えせず…、
とりあえず跳んでみました。
(主に言い出しっぺの嫁が)
さて。あと二ヶ月で完成ということは、このログハウス建設記録ブログのフィナーレも、あとわずかのところに迫ってきたことになります。
ちなみに、先日、1日のアクセス数が今までで最高の195になりました。
1アクセス=1人だとは思っていませんが、単純にこれだけ多くの方に見てもらえるように、このブログが成長するとは思ってもみなかったので嬉しいです。
と、まあ、まだそれでも二ヶ月有りますし、ブログ全てを振り返るには早いので、もう少しだけ、皆さんにはひとまずの完成まで、見守って頂ければ嬉しいです。
こちらも、なんとか楽しく書いていきたいと思います。
たまにはTSUKIでも眺めましょ
写真は夜景ですが、おはようございます。
東京、池袋駅から歩いて約15分の場所に、
高坂勝さんという方が営んでいらっしゃった「たまにはTSUKIでも眺めましょ」(略称:タマツキ)というオーガニックバーがあったことを、皆さんはご存知でしょうか?
この変わったお名前のお店を、一言で説明するのは難しいのですが、「退職者量産バー」という異名で呼ばれる(笑)、やはり中身もとても変わったお店でした。
オーナーの高坂さんは元サラリーマンで、脱サラして自営業を始めただけではなく、「脱・行き過ぎた経済成長」を目指し、「必要以上に儲けない」「必要以上に働かない」ということをお店のポリシーとして掲げて、実践されてこられた方です。
「お客さんの健康に寄与するメニューのみにしたい」と、長年の営業の間にメニューは野菜中心のメニューに絞り、「稼ぎ過ぎだな」と判断して、週休2日を3日に増やすなど、思い切った「選択と集中」が随所に見られます。
執筆活動もなさっており、著作では御自身の半生をつづりつつ、お店を何故作ったのか、今後の展望などが書かれています。
こちらは2冊目。
次の時代を、先に生きる。 - まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ -
- 作者: ?坂勝
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2016/10/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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実はもうありません
実は今年の3/31を持ってお店は沢山の方に惜しまれつつ「減店」とし、同じ志を持つ方にお店は譲られて、御自身は東京での都会的生活を卒業されました。
今は千葉県匝瑳市で、お店の営業時も並行してやっておられた米作りや野菜作りをして、それらを希望者に教える活動をされたり、移住の斡旋をされたり、脱成長の啓発活動をされている、私的にはこれからも(これからの方が?かも知れません)大注目の方です。
ここまでの内容は、下記のNHKラジオの番組で、1人語りで配信されているので、配信期間は限定ですが良かったら聴いてみて下さい。
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0322_11
かなり雰囲気のある方だということが、声からも伝わるかと思います。笑
実際に行ってみて
私は一人で飲みに行くことが皆無なのでなかなか行かなかったのですが、2度ほどお店にお邪魔しました。
お店に入ると、初対面でも高坂さんがお客さん同士を自己紹介させて、常連さんをいじり(笑)、気が向いたらお客さんと即興ライブもやるし、なんとも言えない「ユルいコミュニティ」を作っていました。
このお店の雰囲気は、私の今の価値観の土台になっているであろう、実家の教会を思い出させるような雰囲気でした。
何で行ったの?
理由は色々とあるのですが、
・「必要以上に働かない」実践を見たかった
・自身の人生の、今後の展開・計画について意見を聞いてみたかった
・実際のお店の雰囲気を知りたかった
というのが、主な理由でした。
でも、ご本人を目の前にして、「そういうことを気にしながら、御飯を頂くのも、なんか野暮だなぁ」と思い、結局ほとんどお話もせずに、当日居合わせたお客さんと楽しく会話しながら食事を頂いて終わりました。
ノーガード戦法
私が2回目に伺ったのは、お店のラストの1日前だったのですが、店は、カウンター席は全て立ち飲みスタイルに変わり、
食事も「適当に出すから、これくらい食べたなぁという感覚で金額は自由に決めて箱に入れてください」というお会計方法になっていました。
聞けば「最後の最後だし、これでいけるか実験してみる」とのこと。
「金勘定のことは相手に任せて、自分は料理に集中する。」
あしたのジョーもビックリの、ノーガード戦法です。
既に関係のある友人ならまだしも、いわゆる仕事上で出会った人に、いきなりこう接することは、なかなかできないと思います。
でも、この辺りの感覚が、高坂さんの持ち味なのだなと感じました。
自分も人と関わることが多い仕事なので、このように自分自身がまず相手を信じるコミュニケーションの取り方を見習いたいものです。
バラエティに富んだお客さん達
ラスト前日ということもあり、沢山の方々がいらっしゃっていましたが、特に、個人間での電力売買のプラットホームとなっている新電力会社「みんな電力」の大石社長が来られていたのは驚きでした。
みんな電力さんでは、小規模な太陽光発電を行なっている個人経営の発電所のようなところからも、電力を供給してもらうことができ「電力も供給先の顔が見える時代になる」とのこと。
電力もそんな選び方ができるようになるなんて、素敵だなぁと思います!
大石社長曰く、環境負荷に対する意識の高い企業であるAppleのApple storeでも、みんな電力さんの電力が使われているとのことでした。
もちろん、タマツキもみんな電力さんと契約されていました。
というわけで、我が家もいずれ、みんな電力さんのお世話になるかと思います。
(その前にもちろん奥さんと相談だけど!)
ちなみに、大石さんとお会いした数日後には情報サイトのギズモードさんにて、こんな記事を見つけまして、
https://www.gizmodo.jp/2018/04/apple-environmental-initiatives.html
たしかに、環境に対してのアップルの意識の高さは素晴らしいと思いました。
ただ、同社のタックスヘイブン(税逃れ)の問題に関しては許せません…
Apple製品は基本的に好きなので、逆にこの問題は非常に残念。
新たな稼げるシステムが生み出せなくて、経営大変なんだろうけど、頼むから真っ当にやってくれ…。と思います。
何事も面白がる人の元にこそ面白い人が集まる
話をタマツキに戻しましょう。
そんなわけで、他にも面白い方々がたくさんいらっしゃってたのですが、今振り返って思うことは、高坂さん御自身がタマツキでのお仕事を楽しんでいたなぁ、ということでした。
もちろん経営するということは、めちゃくちゃ大変なことなのだと思いますが、自身の間合いというか、仕事のスケールをどこまで広げるのか、そして楽しむのかということが、しっかり考えて設計されているように思えて、なるほど、と思いました。
自分自身も、元々が小さなキャパシティであることをよく理解して、働き過ぎず、楽しく仕事をしていきたいなぁ、と思いました。
今日はそんなことを感じさせて下さった、素敵なお店のご紹介でした。